速度調定率

そくどちょうていりつ

 

速度調定率とは、発電機の負荷を変化させた際の「発電機出力の変化の割合と」「発電機の回転速度の変化の割合」の比を表したものです。以下の計算式で求められます。

R(%)=(n2-n1/n)/(P1-P2/P) ×100
※R:速度調定率(%)、P1:変化前の出力(W)、P2:変化後の出力(W)、P:定格出力(W)、N1:P1のときの回転速度(min-1)、N2:出力P2のときの回転速度(min-1)、N:定格回転速度(min-1)

例えば、出力が20%変化した際に回転速度が2%変化したとすると、速度調定率は2/20=10%と求められます。速度調定率の問題は、電験三種でも登場する内容です。速度調定率が何を表すものか把握しておくと、計算式も理解しやすくなるでしょう。

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