負荷率

ふかりつ

 

負荷率は、契約電力(kW)に対して、1年間でどれくらいの電力量(kWh)を使用したか表す割合のことです。以下の計算式で算出できます。

負荷率(%)=年間の消費電力量(kWh)/(契約電力×24h×365日)×100

負荷率は、年間の消費電力量が最大の電力量に近いほど高くなります。例えば、24時間営業しているスーパー・休みなく稼働している工場などは負荷率が高い傾向です。一方で期間限定で稼働している施設・建物・学校などであれば、年間の消費電力量の割合は最大電力量に対して小さくなります。つまり、負荷率が高いほど電力を有効に活用できているというわけです。

負荷率が低い需要家の場合、契約電力に対する使用電力量が小さいというわけなので、基本料金が安い電気料金プランを契約することで電気代の削減を狙えます。一方で負荷率が高い需要家の場合、契約電力に対して使用電力量の割合は大きいため、電気料金単価が安い電気料金プランを選ぶことによって電気代削減を狙えます。

負荷率を把握すると、効率的に電気代を削減したりどれくらい有効に電力を使えているか把握したりすることが可能です。

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