波高率

はこうりつ

 

波高率は、クレストファクタとも呼ばれます。波形におけるピーク値と実効値の比のことです。ピーク値は波形における最大値のことで、実効値は実際に仕事する際の交流の値を指します。

また、波形の種類によって波高率は異なります。種類別の波高率は以下の通りです。

・正弦波:√2=1.414…
・半波整流波:2
・全波整流波:√2=1.414…
・三角波:√3=1.732…
・方形波:1
・直流:1

また、波高率と類似したものに波形率があります。波形率は波形の実効値と平均値の比率のことです。

波形に関する問題は電験三種の理論分野の中にある計測機器の問題で出題される可能性があります。それぞれの違いを把握し、問題を解けるよう対策しておくとよいでしょう。

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