ミルマンの定理

みるまんのていり

 

ミルマンの定理は、全電圧の定理とも呼ばれます。主に、抵抗と電源の直列接続が複数並列されている回路において、回路の端子電圧を求める際に有効な定理です。

Vab=(V1/R1+V2/R2+⋯Vn/Rn)/(1/R1+1/R2+⋯+1/Rn)

ミルマンの定理を活用することによって、キルヒホッフの法則や重ね合わせの定理を使う際のように複雑な計算をしなくても求めやすくなるのがメリットです。抵抗回路の問題で効率よく解きやすくなるため、ぜひ覚えておきましょう。

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