オームの法則

おーむのほうそく

 

オームの法則とは、電気回路に流れる電流・電圧・抵抗の関係を示す法則です。クーロンの法則などを含め、電気回路の中でも非常に有名な法則となります。

オームの法則における電圧・電流・抵抗の関係式は以下の通りです。

・電圧(単位:V)=電流×抵抗
・電流(単位:A)=電圧/抵抗
・抵抗(単位:Ω)=電圧/電流

式から、電圧は電流・抵抗と比例の関係、電流は抵抗と反比例、抵抗は電流と反比例の関係にあります。例えば、ある電気回路にて電流10Aが流れ、10Ωの負荷が接続されている場合、回路にかかる電圧は10×10=100(V)であると求められます。

オームの法則は、電験三種の理論分野の中で登場する電気回路の中でも基礎中の基礎となる内容です。直列回路・並列回路や直流・交流回路などの違いを踏まえ、十分に理解を深めておきましょう。

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